特集

シニア、高齢者の日常生活の困り事=買い物。実は健康増進に最適!

はじめに

最近、体力や視力、判断力などの衰えによって直面するお困りごとはありませんか?

例えば、買い物やちょっとした用事のためのお出かけなど、歩いたり乗り物に乗ったりすることが億劫(おっくう)に感じてしまうなどです。

日本能率協会総合研究所の調査によると、年齢が上がるごとに「長い距離を歩くこと」「外出すること」「買い物にいくこと」「運動など体を動かすこと」などが億劫だと感じるという結果が出ています。

そのようなお困りごとによって生活に支障を感じ、良い商品やサービスを利用することでお困りごとを解消・改善したいと考えている方は、80代後半では30%を超えています。

高齢者の不安

平均寿命と健康寿命

身体と心を健康に保ち、健康寿命を伸ばすためには適度な運動やコミュニケーションは欠かせません。健康寿命とは、平均寿命から寝たきりや認知症などの介護状態の期間を差し引いた期間のことをいいます。

これまでよく使われてきた平均寿命は、寝たきりや認知症という介護が必要な期間も含まれています。そのため、生涯の健康な時期との間に大幅な開きがあることが指摘され、健康寿命が注目されるようになりました。

日本では、欧米に比べて寝たきりの期間が長く、6年以上となっていますので、これからは平均寿命だけではなく健康寿命も伸ばしていくことが重要です。

身体と心の健康のために「買い物」を利用する

健康な身体と心のために、毎日こまめにできることは何でしょうか。散歩やご友人との食事などを挙げる方もいらっしゃるでしょう。しかし、散歩も毎日となると雨の日や寒い日は億劫になる方もいるかもしれません。また、ご友人との食事もコロナ禍なこともあり毎日は難しいですね。

毎日続けられる健康に良いこととして、日々の買い物を利用してみてはいかがでしょうか。コロナ禍では、充分な感染予防は必要ですが、買い物に出かけることで、足腰の衰え防止となり、お店の人とのコミュニケーションに繋がります。

近所のご友人と一緒に買い物に行くと、おしゃべりもでき、楽しいひとときが過ごせるでしょう。その他に、自分で選んで新鮮なものを買える楽しみもありますね。

高齢者の会話

シニア世代の買い物事情は?

花王株式会社が行った都心部のシニア女性への調査によると、「約半数のシニア女性が週に4〜5日以上は買い物に行く」と答えています。

都心部のシニア女性は、積極的に買い物に出かけているようです。買い物に行く場所は、スーパーマーケットやドラッグストア、デパートの順に多くなっています。
高齢者の買い物

買い物に行くことで、身だしなみをはじめ、自分が歩く姿勢や服装に注意を向けることになるでしょう。また、実際に自分の目で確かめて商品を選び、季節感を感じたり新しい商品に刺激を受けたりします。
これらのことによって、買い物は単なる必要なものの買い出しという動作を超えて、前向きな気持ちや楽しみにもつながる行動になります。

ただし、スーパーが遠い、近くに商店街などがないといった生活環境や、一人で歩くことが不安などの体力に関する問題によって、思うように買い物に出かけられないという方もいらっしゃると思います。

調査の中では、重い荷物を持つことが億劫に感じるという意見もありましたが、そんな方をサポートするためにシルバーカーや杖などがあります。
次のような歩行や物の持ち運びをサポートする製品を活用して、億劫がらずに買い物に出かけることで、身体と心の健康づくりに努めてみてはいかがでしょうか。

用具を使って外出をサポート!

歩行車

歩行車

ハンドルが体を囲むようになっており、利用される方の体重をしっかりと支えます。
室内でも使用できるコンパクトタイプや、買い物かごが置けるお買い物用、電動で坂道の上り下りをアシストするタイプなどがあります。
介護保険のレンタル対象品。

シルバーカー

シルバーカー

シルバーカーを使用することで、座面に座って休んだり、お買い物の荷物を楽に運んだりできるようになります。
デザイン性の高いお出かけ用や荷物がすっぽり収まるバッグ付きなどがあります。
市区町村によって購入費の補助が出る場合があります。

買い物カート

買い物カート

デザイン性の高いものや、保冷バッグ対応の物があります。

杖

一本杖の他、ワンタッチで椅子になる杖や、より安定する多点杖があります。

 


 

■参考サイト

・厚生労働省「eヘルスネット<健康寿命>
・日本能率協会総合研究所「高齢者の困りごとの背景にある未充足ニーズから未来の新商品・サービスのヒントをつかむ
・花王株式会社「くらしの現場レポート<心と体を元気にする日々の外出機会 シニア女性の買い物への意識と実態>

画像提供:PIXTA

コメントを残す

*