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コロナ禍で改めて考える。ペット・犬の健康、家族の健康。

ペットの需要が増えている

コロナ禍で在宅勤務が増え、休日もレジャーや旅行も楽しめなくなったため、家で過ごす時間が増えています。

スーパーやレジャー施設などに気軽に出かけられないこと、マスクの着用、感染のリスクや不安を抱えて生活することを余儀なくされている中で、ペットを飼う人が増えています。

このように、人との直接的なつながりが希薄にならざるをえない状況で、ペットに寂しさやストレスに対する癒やしを求めているのでしょう。

犬を飼うことによる人への良い影響

犬などのペットを飼うことによって、人の心と身体への良い影響があります。
犬などのペットが人にもたらす心の効果は、家にいる時間を充実させたいという前向きな気持ちを支えるものです。

ここでは、犬を飼うことによる人への良い影響を紹介します。

①心への影響

アニマルセラピー

ペットに関する研究では、ペットを世話することによって不安が低減することがわかっています。特に、犬と接することによって、犬と飼い主の両方にオキシトシンというホルモンが増えるのです。

オキシトシンは、幸せホルモンとも呼ばれ、母と子の間で結ばれる愛着形成にも関係しています。犬と接することによって、リラックスでき気持ちが癒やされるのですね。病院や高齢者施設で、犬によるアニマルセラピーが行われていることからもその効果が示されています。

コロナ渦では、それぞれの活動場所を持った家族が長い時間同じ空間でいることが多い傾向です。家族間の程よい距離感が保てなくなる中、犬の存在だけでなく、犬の世話や犬を介した会話が増え、家族同士の癒やしとなっていると考えられます。

また一人暮らしの人は、周囲の人とのつながりが少なくなり、強い孤独感を感じることが多くなっています。そのため、孤独感を和らげて安らぎの時間を持ちたいと考え犬を迎える人もいます。

②身体への影響

散歩

身体への影響では、犬の散歩が関係しています。自分1人なら出かけなかったとしても、犬がいると散歩が必要なため、毎日身体を動かす機会を得ることができます。

犬と共に暮らしていくには、自分が健康でいることの大切さを感じることでしょう。このように、犬を飼うことによって犬と人がお互いに支え合う関係でいることができます。

犬は大切な家族

もはや犬は単なるペットではなく、家族の一員となっているという方が多いのではないでしょうか。犬を可愛がる中で心が癒やされ、大切な存在になっていきます。犬は他の動物に比べると忠誠心が強いとされ、素直に飼い主に対する信頼感を表します。

例えば、散歩を心待ちにしている場合は、外に出たら嬉しそうに歩いたり走ったりする姿を見せてくれるでしょう。また、無邪気に駆け寄ったり、なでると目を細めて心地よさそうにしてくれたりします。その表情やしぐさを見ながら飼い主も心から癒されます。

家族である犬と末永く暮らしていくためには、犬の心地よさや健康を守っていくことが大切です。

家族

犬の健康を守る

犬を健康的にケアするために、健康管理の一つとしてトリミングを行います。

トリミングは、単に毛をカットしておしゃれに仕上げることだけが目的ではありません。トリミングを行い毛に汚れやノミ・ダニがつきにくくなることによって、皮膚や毛を衛生的に保つという目的があります。また、夏には長い毛によって体温がこもらないように、熱中症を予防する効果も期待できます。

犬は足にある肉球の間にも毛が生えます。肉球は、足にかかる負担を減らし、滑り止めや汗の調節を行っている場所です。肉球の間の毛が長くなることによって、足への負担が増したり転びやすくなったりするため、肉球周囲にトリミングを行って怪我を防ぎます。
トリミング

もちろん、トリミングをすることでおしゃれに見せる効果もあります。トリミングサロンによって、色々なカットデザインがあるため、お気に入りのサロンを見つけましょう。このように、トリミングは犬の健康のために必要なケアなのです。

最近では犬の平均寿命が延びています。一緒に過ごしてきた犬も歳を取っていきます。シニア犬になると、お世話が増えてくるかもしれません。これまで深い信頼関係を築いた家族として、愛情をもってお世話したいところです。

コロナ渦という苦難に負けず、家族として迎え入れた犬と共に長く健康に過ごしたいですね。

犬

 


 

■参考文献

・三上育葉 他 「ペット動物が心理・生理的反応に与える効果」早稲田大学臨床心理学研究(2015年),第14巻,第1号,P15-28
・菊水健史「オキシトシンによるヒトとイヌの関係性」動物心理学研究(2017年),67巻,第1号,P19-27

画像提供:PIXTA

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